【新華社北京3月20日】中国IT大手の騰訊控股（テンセント）が19日に発表した2024年決算は、売上高が前年比8％増の6602億5700万元（1元＝約21円）、非国際会計基準（Non-IFRS）ベースの純利益が41％増の2227億300万元だった。売上総利益は19％増の3492億元となった。
三大部門別の売上高は、付加価値サービス（VAS）部門が7％増の3192億元、うち海外ゲーム事業は9％増の580億元、国内ゲーム事業は10％増の1397億元、SNS（交流サイト）事業は2％増の1215億元となった。ネット広告部門は20％増の1214億元、フィンテック・法人サービス部門は4％増の2120億元だった。
研究開発支出は前年の640億7800万元を上回る706億9千万元。資本支出は3.2倍の767億6千万元で、過去最高を更新した。国内版と海外版を合わせた「微信」の月間アクティブユーザー数（MAU）は12月末時点で3％増の13億8500万人となった。
第4四半期（10～12月）の売上高は前年同期比11％増の1724億4600万元、Non-IFRSベースの純利益は30％増の553億1千万元に上った。
