
【新華社南京2月20日】中国上海に本社を置く国際的な総合施設管理企業、アデン(Aden)グループがこのほど、江蘇省蘇州市にある蘇州ハイテク産業開発区の滸墅関(こしょかん)エリアで、アデン国際自動車設備産業パークプロジェクトの着工式を行った。
高度な自動車設備の製造を中心に据え、グリーン(環境配慮)・低炭素型の国際的なスマート産業パークを建設する。完成後は年産額25億元(1元=約21円)、納税額1億3600万元を見込む。敷地面積は約4.5ヘクタール、投資総額は約7億元、登録資本金は4千万ドル(1ドル=約150円)以上。同グループが投資、建設、運営し、テナントの誘致や企業向けサービスも担う。

アデングループ創設者のジョアキム・ポワロ総裁はプロジェクトについて、スマート自動車設備のグローバルなサプライチェーンの改善や高度化を支え、自動車産業をよりグリーンでスマートな未来へと導き、技術革新と持続可能な発展を促進する力になるとの見方を示した。
蘇州ハイテク産業開発区はここ数年、ハイレベルな対外開放を進めてきた。区内にある外資系企業は約2千社、フォーチュン誌のグローバル500企業による投資プロジェクトは61件、外資系企業の本社および機能的機構は80社以上に上っている。(記者/劉巍巍)
