
【新華社北京3月23日】中国の重要科学技術インフラ「子午プロジェクト」第2期が21日、国の検収に合格した。太陽・地球・宇宙空間をカバーする総合的な環境モニタリング施設で、宇宙天気予報の精度向上が期待される。
宇宙天気は太陽活動に伴い変動する自然現象を指す。質の高い観測と予報は宇宙飛行や通信など高度なシステムの安定運用において大きな役割を持つ。

子午プロジェクト第2期は中国科学院国家空間科学センターが主導し、国内15機関と協力して進めている。これまでに太陽表面の爆発、惑星間伝播から地球近くに到達する影響まで追跡できる大型設備を完成させた。性能の指標は世界トップクラスとなっている。(記者/張泉)








