中国深圳空港口岸の出入境者数、1~2月は100万人超す

 深圳宝安国際空港を離陸する中国南方航空機。(資料写真、深圳=新華社記者/梁旭)

 【新華社深圳4月1日】中国広東省深圳市の深圳宝安国際空港(深圳空港)口岸(通関地)の1~2月の出入境者数が延べ100万人の大台を超え、前年同期比34.9%増となった。100万人突破は昨年より20日早く、史上最速となった。

 中国の一方的ビザ免除、相互ビザ免除措置の対象国の持続的な拡大、特に外国人に対するトランジットビザ免除措置による滞在時間を240時間(10日間)とする政策の実施を受け、観光、商用、親族・知人訪問などを目的とする訪中意欲が持続的に高まっている。

 同空港は今年に入り、日本やカンボジアなどと結ぶ旅客便の国際線2路線の運航を再開、増便したほか、アラブ首長国連邦(UAE)や米国などと結ぶ貨物便の国際線3路線を開設した。深圳出入境辺防検査総站(出入境検査所の統括機関)に直属する深圳空港辺防検査站の統計によると、1~2月に出入境した航空機は33.7%増の1万機近くに上った。

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