焼却施設の故障が波及…西部環境センターでのごみ直接受け入れ停止へ さいたま市、桜環境センターは再開

さいたま市役所=埼玉県さいたま市浦和区常盤

 埼玉県さいたま市は3日、桜環境センター焼却施設(桜区)の緊急停止に伴い、西部環境センター(西区)にごみの直接搬入が集中しているとして、同センターでの直接搬入による受け入れを6日から停止すると発表した。収集車による搬入は継続する。これにより、受け入れを停止していた桜環境センターで、一部ごみの直接搬入の受け入れを同日から再開する。

 市環境施設管理課によると、1月26日に桜環境センターの焼却施設が緊急停止し、30日から市内3施設で直接搬入ごみの受け入れを行っていたが、西部環境センターに搬入が集中し、収集車による搬入にも影響が出ているという。

 受け入れを再開する桜環境センターも焼却施設復旧のめどは立っておらず、引っ越しなどによる多量のごみや事業者のごみなどを除く家庭ごみに限り対応するとしている。

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