男性死亡…「100メートルぐらい下まで滑落」山で作業中に 倒れた男性発見するも心肺停止の状態だった

日頃から捜索救助訓練を実施している県警山岳救助隊

 26日午後3時50分ごろ、埼玉県秩父市荒川上田野の矢岳(標高約1300メートル)山林内で、同上田野の測量会社社員の男性(35)が作業道から滑落し、死亡した。

 秩父署によると、男性は会社仲間3人と山を調査中で、一緒に作業をしていた男性(44)が「仲間が作業中に100メートルぐらい下まで滑落した」と119番した。県警山岳救助隊が捜索したところ、横向けで倒れている男性を発見したが、心肺停止の状態だった。同署は男性が何らかの理由で滑落したとみて、詳しく調べている。

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