死んだ人、埋もれているのでは…山の頂付近で白骨発見 身元や性別不明 不審に思った登山者「靴がある」

白泰山山道に白骨遺体=秩父市

 27日午後4時45分ごろ、埼玉県秩父市大滝の白泰山山頂付近を登山していた会社員男性(36)が「靴があるのを見つけた。人が死んで埋もれているのではないか」と秩父署に通報した。28日午前、署員が現場付近を捜索し、白骨化した性別不明の遺体を発見した。

 同署によると現場は白泰山山頂東側約900メートルの山道付近で、遺体は山道の南側約20メートルの崖下で発見。遺体は長袖ジャンパーに長ズボン、長袖のレインコートを着用、身元を示すような所持品はなく、死後、かなりの年月が経過しているとみられるという。同署で遺体の身元と死因を調べている。

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