男性死亡、熱中症に…昼にアスファルト上で倒れる 呼びかけても反応なく通報 埼玉すでに4235人搬送

嵐山の69歳男性、熱中症で死亡

 埼玉県は17日、嵐山町の男性(69)が熱中症の疑いで16日に死亡したと発表した。今年の県内の熱中症の死亡者は9人目。

 県消防課によると、16日午後0時8分、ときがわ町のアスファルトの路上で男性が倒れており、呼びかけに応じないと警察官から119番があった。男性は午後0時56分に医療機関に搬送され、死亡が確認された。

 同課によると、県内で今年4月末から8月16日までに熱中症で救急搬送された人数は4235人(速報値)に上った。

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