東武鉄道、新SLスタートへ 「C11形123号機」を運行、7月18日から国内で唯一の3両体制に 

東武鉄道、7月18日から新SL運行開始

 東武鉄道は、「SL大樹」や「SL大樹ふたら」の機関車として「C11形123号機」の運行を7月18日から開始する。

 同車両の導入で、現在運行中の2車両と合わせSL3両態勢となる。同一形式の3両保有は国内では同社のみだという。日本鉄道保存協会で静態保存されていた同車両を東武博物館が譲り受け、2019年から動態保存を目的に復元作業を進めていた。

 営業運転開始を記念し、同日から8月17日まで東武線の55駅で記念乗車券を発売。搬入からボイラー復元までの道のりを説明した台紙付きの片道乗車券3枚が1セット(千円)となっており、3千セット用意。併せて7月中、3種類の記念扇子(1本300円)を新鹿沼駅、下今市駅、東武日光駅、鬼怒川温泉駅で400本販売する。

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