小学生にランニング教室 YKK陸上競技部、壱岐で初合宿 20人が楽しくリレー

ランニング教室で児童らと一緒に練習する選手たち=壱岐市、芦辺ふれあい広場

 YKK陸上競技部(富山県黒部市)が3日から9日まで6泊7日の日程で、長崎県壱岐市で初の合宿を実施。石田町の筒城浜ジョギングコースを中心に練習に励んでいる。
 就任4年目の濱田征司監督は同市芦辺町出身。市の誘致を受けて選手11人とコーチ1人の13人で訪れた。4日は同町の原の辻遺跡周回コースで公開練習。5日は同町の芦辺ふれあい広場で小学生を対象にランニング教室を開いた。
 教室には芦辺ランニングクラブの児童を中心に約20人が参加。ラダー(縄ばしご)を使った基本練習などの後、リレーをするなどして児童らと身体を動かした。
 12日の第51回全日本実業団ハーフマラソン(山口市)に出場予定の選手5人や、3月5日の東京マラソンに参加予定の細森大輔キャプテンらは、児童らに「テレビで応援してほしい」と声をかけた。
 市立芦辺小6年の篠崎壮介君(12)は「一流の選手と一緒に走れてうれしかった。あらためて走る楽しさを知ることができた」と話した。


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