大きく開いた口 健康願い「お多福くぐり」 諫早神社で8日まで

「お多福くぐり」をする参拝客=諫早神社

 節分の日を前に、長崎県諫早市宇都町の諫早神社に木製の「お多福面」(高さ、幅各約5.6メートル)がお目見えした。大きく開いた口をくぐり抜ける「お多福くぐり」で開運の御利益があるといわれ、参拝客が健康長寿などを祈っている。8日まで。
 諫早駅前の「お茶の間通り商店街」が2017年、地域の繁栄を祈って初代のお多福面(高さ約2.4メートルの五角形)を奉納。その後、日本一の大きさのお多福面をお供えしようと、現在の面を献納した。境内には初代の面もある。参拝に訪れた西彼時津町の女性(70)は「初めて見たが大きくて驚いた。家族みんなが健康で仲良く過ごせる1年になってほしい」と話した。
 豆まきは4日、3年ぶりに実施する。新型コロナ感染防止のため境内から神社前の本明川河川敷に場所を移し、午後2時、同3時から。

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