大村城南高産「にこまる」が優秀金賞 「日本一おいしい米コンテスト」

大村城南高産の米や野菜をPRする生徒=大村市東本町、コレモおおむら

 米のおいしさを人間の食感だけで審査する「第16回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」(山形県庄内町、実行委主催)で、長崎県大村市久原1丁目の県立大村城南高(中小路尚也校長、409人)が栽培した「にこまる」がベスト6に当たる優秀金賞を受賞した。
 同コンテストはメジャー、プレミアム、高校生の3部門で実施。高校生部門には全国38校60点の応募があり、予選を通過した6点が11月26日に庄内町であった決勝大会に進出。審査員が実際に食べる形式で、最優秀金賞を選んだ。
 同校では竹松農場(宮小路3丁目)の水田(80アール)で米を栽培。1年生時に授業の一環で種まきや田植え、稲刈りなどに取り組んでいる。
 12月3日には市内の商業施設で、受賞した「にこまる」のほか、「なつほのか」や野菜などを販売。生徒が接客を担当し、“城南産”の米や野菜をPRした。
 決勝大会に参加した1年の岡本湊月さん(16)は「台風の影響などを心配したが、無事に収穫できて良かった。自分で食べても本当においしかったので、多くの人に城南産の米を知ってほしい」と話した。


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