「大恐竜展」開幕 巨大フィギュア展示 恐竜博物館で12月25日まで

「長崎大恐竜展」で、ティラノサウルスの巨大フィギュアに触れる子どもたち=長崎市恐竜博物館

 長崎市恐竜博物館(野母町)の秋の企画展「長崎大恐竜展~触れよう!学ぼうSDGs!シュライヒ恐竜ワールド~」(同館など主催、長崎新聞社共催)が7日開幕する。6日の内覧会でティラノサウルスやトリケラトプスなどの巨大フィギュア8体がお披露目され、招かれた市内の保育園児が実際に触れたり乗ったりして楽しんだ。
 展示するフィギュアはドイツの老舗玩具メーカー、シュライヒ社製で最大の全長は約6メートル。実際の恐竜の大きさとは異なるが、皮膚や歯など細部まで作り込まれており迫力満点。8体のうち2体は、背中に乗って写真撮影もできる。
 人の体の動きをカメラで読み取るデジタル技術を使い、体勢に合わせて5種類の恐竜のCG映像が現れる企画や、恐竜クイズ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学ぶ展示もある。高江晃館長は「触って、乗って、恐竜を体感できる企画。幅広い世代に楽しんでほしい」と話す。
 12月25日まで(11月28日、12月13日は休館)。観覧料は高校生以上500円、3歳~中学生300円。常設展とのセット券も販売。問い合わせは同館


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