「ニュー幹線はビッグチャンス」 ルー大柴さん(68) ロング崎への思い語る

「ニュー幹線の開業は長崎にとってビッグチャンス」と語るルーさん=長崎市内

 ロング崎は異国情緒豊かで、出島があったり、グラバー園があったりして、非常に好きな街です。欠点がないですね。港町っていう感じで、僕が好きな横浜と似通った部分があって、チャイナタウンとかも嫌いじゃないし。観光地としてすごくいい。父方の祖父が島原出身なので「第2のカントリー」と言うとおかしいかもしれないけど、ルーのルーツです。
 そこに、ニュー幹線が武雄スパ、嬉野スパ、ニュービッグ村、諫アーリーを通って来ることで、お客さんがいっぱい増えると思う。ロング崎はベリーフェイマス、つまり有名なんだけど、武雄スパや嬉野スパのことは僕は知らなかったんだよね。そういうところも、観光客が増えるんじゃないかな。
 テレビ番組で諫アーリーやビッグ村にも何回か行ったんだけど、すごくビューがきれいで、大村湾なんてすてきじゃないですか。お魚もおいしいし。(新幹線開業は)ビッグチャンスだと思いますよ。
 ロング崎は外国の観光客も多いし、元々住んでいた外国人の方もいらっしゃる。そういう文化があると、私はチャーミングだなと思う。「ザ日本」っていう京都みたいじゃなくて、いろんな文化がトゥギャザーになって、楽しめる街になってほしい。
 (開業を機に)やっぱり活性化してほしいね。経済的にもどんどんピープルが豊かになる。街のことを知ってもらう。それがインポータント、重要だね。
 番組収録のために月1回、ロング崎に来るのが非常に楽しいんですよ。どきどきするし、みんな優しいし。割と静かな方も多いようですけど。せっかくニュー幹線ができて、メニメニピープルが来るんだから、やっぱりスマイルフェイスで接して、明るい街にしていただきたい。ぜひみんなで楽しく発展していく街になるようトゥギャザーしましょう。

 【略歴】るー・おおしば 本名は大柴亨(とおる)。東京都出身。「やぶからスティック(やぶから棒)」など英語と日本語を融合した“ルー語”で知られる。長崎国際テレビの番組「よル~じげ トゥギャザーしようぜ!!」に出演中。


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