“長崎の未来像”学生プレゼン 今村さん(長崎大)が最優秀賞

最優秀賞を受賞した今村さんのプレゼンテーション=長崎市、長崎大

 「IF~あなたが長崎を創(つく)る人だったら~」をテーマに、県内の大学生5人が長崎の未来像を提案したプレゼンテーション大会が3日、長崎市文教町の長崎大文教キャンパスであった。最優秀賞には「長崎のお土産にパッケージ革命を」と題し発表した長崎大情報データ科学部3年の今村綺海さん(20)が選ばれた。
 県内11の大学・短大・高専でつくる「大学コンソーシアム長崎」主催。各校の学生が参加したグローカル人材育成プログラム(GP)の実行委が企画・運営し9回目。会場には、県立上五島高の生徒らを含む約70人が訪れた。
 今村さんは、土産の包装に長崎らしさを生かしたデザインを取り入れることで、贈られた人が長崎に足を運ぶきっかけになると強調。自ら考案したアジサイなどの図柄の風呂敷でカステラを包み、「残る」土産を提案したことなどが評価された。
 優秀賞は同大教育学部3年、古賀彩歌さん(21)、審査員特別賞には、同大多文化社会学部にフランスから留学中のワイス・アーメッドさん(23)に決まった。

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