松浦特産キンショーメロン 出荷始まる 黄色の表皮、さっぱりした甘さ特長

キンショーメロンの品質をチェックする検査員=JAながさき西海牟田集荷場

 松浦特産キンショーメロンの初出荷が4月29日、長崎県松浦市星鹿町のJAながさき西海牟田集荷所であった。
 鮮やかな黄色の表皮と、さっぱりした甘さが特長。今年は同市御厨・星鹿地区、平戸市田平地区の5戸51.9アールで栽培し、10.4トンの出荷を見込んでいる。
 出荷前の目ぞろい会では同日出荷分の4~5キロ(5~9玉)入り72ケースについて、大きさや形、表皮の色合いや状態、糖度などを検査員と生産者らがチェック。長崎、佐世保の青果市場に出荷した。
 JAながさき西海松浦メロン部会の辻邦彦部会長は「1、2月の冷え込み、3月の干ばつ気味の天候で生育が遅れていたが、大きさや形、糖度など例年並みに仕上がった」と話した。
 同部会は5月5日午前9時から松浦市志佐町の道の駅「松浦 海のふるさと館」で「キンショーメロンまつり」を開催する。約800ケース準備するが、売り切れ次第終了する。

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