大村の芳山さん親子 来館10万人目 長崎市恐竜博物館

10万人目の来館者となった芳山さん親子=長崎市恐竜博物館

 昨年10月にオープンした長崎市恐竜博物館(野母町)の入館者数が16日に10万人を達成し、大村市玖島2丁目の自営業、芳山剛さん(35)親子に感謝状とティラノサウルスの大きなぬいぐるみが贈られた。
 芳山さん親子は初めての来館。背にトゲ(皮骨)を持つアンキロサウルスが好きな長男の虎太郎(こたろう)ちゃん(5)は「しっぽがハンマーみたいでかっこいい」と魅力を語り、皮骨の化石を夢中で触って楽しんでいた。
 入館者数は目標を上回って推移しており、本年度目標を12万人から20万人に大きく上方修正した。高江晃館長(56)は「ハードルは上げたが、達成可能な数字。地域の魅力を強みに、企画展やワークショップで何度も来たくなる仕掛けをしたい」と話した。


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