「家庭の日」ロゴマーク決定 長崎の舛田さん最優秀 家族のつながりを表現

舛田さんがデザインしたロゴマーク

 子どもの健全育成を促す長崎県民運動「ココロねっこ運動」の20周年を記念して県などが募集した「家庭の日」(毎月第3日曜)の公式ロゴマークが決定した。県庁で28日、表彰式があり、最優秀賞に選ばれた長崎市の舛田優子さん(36)に表彰状が贈られた。
 家庭の日は、温かい家庭関係を育てるきっかけをつくろうと、同運動の一環として県子育て条例で制定。ロゴマークは昨年10月末に公立小中学校などを通して募集した。487点の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞6点、PTA会長賞5点を選定。県は舛田さんのデザインを公式ロゴマークとして活用する。
 6歳と4歳の子どもを育てる舛田さんは「温かい家庭の記憶は心の支えになる。みんなで手を取り合って生きていけたら」と、笑顔があふれ家族がつながり合う様子を表現した。4人の顔の色を黄、赤、緑、青と分けて描き一人一人の個性も表した。

田中局長から表彰状を受け取る舛田さん(左)=県庁

 田中紀久美こども政策局長は表彰状を手渡し「子どもが育つ環境の中で家庭は大きな位置付け。月に1回は各家庭で時間をつくり一緒に過ごしてほしい」と話した。


© 株式会社長崎新聞社