衆院選 長崎2区 加藤氏後任は公募 自民県連が方針

 次期衆院選に自民党現職の加藤寛治氏(75)=長崎2区、3期目=が出馬しない意向を明らかにしたことを受け、党県連の古賀友一郎会長と山本啓介幹事長ら三役は29日、長崎市内で対応を協議し、後任候補は公募で選定する方針を確認した。早急に公募や審査方法を詰め、近く選挙対策委員会に提案する。
 山本幹事長によると、28日に加藤氏から連絡を受けた古賀会長が、加藤氏が健康上の理由で出馬を断念したことや、後援会は秘書で長男の竜祥氏(41)を後継に推していることを説明。県連は速やかに公募や後任選定の手続きを進め、早急に2区の選挙態勢を構築することを確認した。

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