松浦佐々道路のIC名称 「平戸」「江迎鹿町」に決定 佐世保市議会

 長崎県佐世保市は20日の市議会交通体系整備特別委員会で、西九州自動車道の松浦佐々道路に設置する2カ所のインターチェンジ(IC)の名称が、「平戸IC」(同市江迎町栗越)と「江迎鹿町IC」(同町乱橋)に決定したと報告した。
 松浦佐々道路は国の直轄事業として整備中。ICの名称を巡っては、九州地方整備局が県や周辺の佐世保、松浦、平戸各市の意向を確認。平戸ICは佐世保市に位置するが、平戸市への往来を想定して名称を決めた。
 特別委では、西九州道の佐世保道路(佐々IC-佐世保大塔IC)の4車線化工事の進捗(しんちょく)状況も説明。市中心部(平瀬交差点-佐世保みなとIC)で高架橋工事が本格化し、9月から平瀬交差点-島地交差点の区間が夜間通行止めになるとした。他の区間も随時着工し、2026年3月ごろまで夜間通行止めにして、工事が続く見通し。


© 株式会社長崎新聞社