土の感触 気持ちいい! 田植えに挑戦 東彼杵・彼杵小5年

田植えに汗を流す児童=東彼杵町

 長崎県東彼東彼杵町立彼杵小(山口厚校長、258人)の5年生42人が、同町彼杵宿郷の水田で田植えに取り組んだ。
 総合的な学習の授業で、近くの学校田約100平方メートルを使って、毎年米作りを体験。10月に収穫した後、「彼杵っ子米」として地域の人たちや保護者に販売している。
 14日、児童は近隣住民らに教わりながら約1時間かけて植え付けた。山口優太朗君(11)は「土の感触が気持ちよくて楽しい」と笑顔を見せた。
 学校田を管理する地元の農業、田中和幸さん(83)は「時々、田んぼに来て、稲の様子を見てほしい。あとは台風が来ないようにみんなで祈ろう」と呼び掛けた。

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