【24日】長崎県内36人コロナ感染 対馬市と長崎市で飲食店クラスター

24日発表の市町別感染者数(左)と、新型コロナウイルス感染者の入院状況 (23日午後7時現在)

 県と長崎、佐世保両市は24日、県内で新たに計36人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。対馬市内2カ所、長崎市内1カ所、いずれも飲食店でクラスター(感染者集団)が発生。大村市の陸上自衛隊大村駐屯地でもクラスターが起きた。県内の感染者は計1923人となった。
 対馬市は新たに3人が感染した。クラスターが発生したのはどちらもスナック。両店とも30代男性会社員(22日に感染公表)と30代男性自営業(24日に感染公表)が出入りし、感染者が計6人ずつとなった。どちらも18日から休業している。
 長崎市は19人の感染を発表。船大工町のカラオケ喫茶「すずめ」で24日までに6人が確認され、クラスター化した。23日から休業中。市は、14~22日に店を利用した人で不安な場合は、市保健所に連絡するよう呼び掛けている。
 佐世保市では、カラオケを提供する飲食店のクラスターに関連し、新たに3人の感染が判明。同店の感染者は計9人となった。クラスターとは別に、同店従業員(23日感染公表)の親族の未就学児も感染した。
 陸自大村駐屯地の新規感染者は20~40代の自衛官5人。計10人となり、うち9人は県外で確認されたため県内感染数に含まれない。


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