バドミントンU19日本代表 田中(瓊浦高)追加招集

U19日本代表入りした田中(瓊浦高)

 バドミントンの2021年ジュニア日本代表(U19)に、長崎県から田中市之介(瓊浦高3年)が選ばれた。田中は3月の全国高校選抜大会個人シングルスで準優勝。これが評価されて追加招集された。同校からは昨年、この春卒業した永渕雄大(筑波大)と町田脩太(早大)も代表入りしており、2年連続の選出となる。
 左利きの田中は身長158センチと小柄ながら、軽快なフットワークや気持ちの強さを武器に台頭。全国高校選抜大会は準々決勝で、既にU19日本代表入りしていた第1シードの齋藤駿(福島・ふたば未来学園高)にストレート勝ちすると、決勝も代表選手の森口航士朗(埼玉栄高)と1-2の熱戦を演じた。
 今後は5月の代表合宿(富山)参加をはじめ、国際試合などに臨む予定。自身もU19代表コーチを務める瓊浦高の林貴昭監督は「追加招集はめったにない。ぜひこれを利用して世界に出てほしい。視点や考え方も変わるはず」と期待を込めている。

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