領土問題を考える 佐世保でパネル展 24日まで

日本の領土問題について解説したパネル展=佐世保市民文化ホール

 日本の領土問題について考える「北方領土 竹島 尖閣諸島 パネル展」が、長崎県佐世保市平瀬町の市民文化ホールで開かれている。24日まで。
 それぞれの領土に関する歴史的な経緯や日本の立場を解説する「領土・主権展示館」(東京)の地方巡回展。昨年から全国各地を回っており、長崎市に続き5カ所目。会場には領土問題について説明するパネルのほか、子どもが楽しみながら学べるクイズやサイコロパズルなどがある。
 オープニングセレモニーで、主催する内閣官房領土・主権対策企画調整室の川辺英一郎室長は「学生など若い人にも見ていただきたい」とあいさつ。朝長則男市長は「国民全体が正しい知識を身に付け、関心を高めていくことが大切」と述べ、関係者がテープカットで祝った。
 入場無料。開館時間は午前10時~午後8時。

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