本明川桜づつみに苗木3本植樹 諫早の市民グループ

サクラの苗木を植樹する鈴木会長(手前右)=諫早市仲沖町、本明川桜づつみ

 長崎県諫早市の中心部を流れる本明川の環境を守ろうと、市民グループ「本明川交流会」(鈴木勇次会長)が10日、同市仲沖町の本明川桜づつみにサクラの苗木3本を植えた。
 本明川桜づつみは、1997年に市内のロータリークラブ(RC)などがサクラの木500本を寄贈。その後、台風などで一部が枯れたため、同会が再度RCに協力を依頼し、4年前から植樹している。現在、八重桜など12種類、約450本ある。
 同会役員や関係者約20人が、市内RC5団体から新たに贈られた早咲きの「陽光」の苗木に土をかけ、成長を願った。鈴木会長は「次世代に向けて、サクラの名所となる大きな公園にしていきたい」と期待を込めて話した。

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