世界遺産保全へ 県基金に109万円 県商工会連合会が寄付

中村知事(左)に寄付目録を手渡した宅島会長=県庁

 県商工会連合会(宅島壽雄会長)は26日、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の保全を目的にした県の基金に109万8800円を寄付した。
 同会は2017年度から、県内20の商工会に協力を呼び掛けて寄付を続けている。21年度までに600万円を集めることを目標に、これまでに約493万円を贈った。
 県庁で、宅島会長が中村法道知事に目録を手渡した。知事は感謝状を贈り「県下20商工会のご厚意の表れ。大切に使わせていただきたい」とお礼を述べた。
 県の基金の積立総額は1億4795万7738円となった。

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