4新人が2議席争う 長崎県議補選諫早市区 28日投票

 欠員に伴う県議補選諫早市区(被選挙数2)が19日告示され、新人4人が立候補。新型コロナ禍に伴う景気低迷や人口減少などの課題に直面する中、県勢や地域の浮揚、若者定着、福祉の充実などを訴え、9日間の論戦がスタートした。【6面に候補者略歴、28面に関連記事】
 4人は届け出順に▽元諫早市議、千住(せんじゅう)良治(48)=無所属、自民推薦=▽前同市議、松永秀文(42)=無所属=▽前同市議、坂口慎一(41)=自民公認=▽共産党県中部地区委員会県政対策委員長、本山敏彦(59)=共産公認=-の各候補。それぞれ出陣式で気勢を上げると、春色に染まり始めた諫早の街を選挙カーで駆け巡るなどして支持を訴えた。
 今回の補選は21日に告示される同市長選、市議選とのトリプル選の第1弾。28日に投開票される。選挙人名簿登録者数(有権者数)は11万2786人(男5万2596、女6万190)=18日現在、県選管調べ=。

◎県選管委員長・葺本昭晴氏の談話「貴重な1票もれなく」
 地方自治の根幹たる選挙の重要性を認識し、各候補者の人柄、識見、主張などを見極め、自らの自由な判断で、もれなく貴重な1票を投じてほしい。期日前投票所では万全の新型コロナウイルス感染症対策を講じており、安心して投票に来てほしい。

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