春の木や花彩り鮮やか 長崎で市民いけばな展

春の花々を生けた力作が並ぶ同展=長崎市、長崎ブリックホール

 長崎市内の生け花団体が日頃の活動成果を発表する「第61回市民いけばな展」(長崎いけばな連盟など主催、長崎新聞社後援)が5日、同市茂里町の長崎ブリックホールエントランス、2階ギャラリーで始まった。7日まで。
 同連盟の6流派6団体の会員らが作品計約80点を出品。身近な花材を使った小作品や各流派の独自性が表れる力作、生け花を学ぶ園児~小学生の作品が並ぶ。桜や木瓜(ぼけ)、チューリップ、ラナンキュラスなど春の木や花が会場を彩り、来場者が写真を撮るなどして楽しんでいた。
 開会式もあり、高崎杣蓉(せんよう)同連盟会長は「昨年は中止になったので、今年は開催できてうれしい。コロナで疲れ切っている皆さんを花の力で慰め、癒やしたい」とあいさつした。
 同連盟は7日午前11時~正午、同館エントランスで生け花ワークショップを開く。無料。定員は先着50人。同10時半に受け付けを開始する。

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