長崎中央調理師会は1日、新型コロナウイルス禍の打撃を受ける卸業者を励まそうと、約30業者に150食分の弁当を届けた。
新型コロナ禍で飲食店などは休業や営業時間短縮を求められ売り上げが減少。各飲食店に食材を卸す業者も同様に厳しい状況に置かれているが、現時点で卸業者らに給付金などは支給されていない。料理を通して、少しでも笑顔になってもらおうと同会が企画した。
同会の料理人がルークプラザホテル(長崎市)に集まり、午前6時から調理開始。ちらしずしやローストビーフなどを詰め、色とりどりの弁当に仕上げた。
同会の木下孝道会長(66)は「料理人と業者は、長崎の食文化を伝えるパートナー。おいしい弁当を食べて笑顔になってほしい」と話した。
「笑顔になって」 コロナ禍に打撃、卸業者へ手作り弁当 長崎中央調理師会
- Published
- 2021/03/02 09:49 (JST)
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