雲仙地獄で謎解きイベント 3月6日まで「灯りの花ぼうろ」

謎解きイベントに挑戦する家族連れ=雲仙市小浜町雲仙、雲仙地獄

 長崎県雲仙市の雲仙温泉街で13日、雲仙岳の霧氷をイメージしたイルミネーションや花火で温泉街一帯を彩る「雲仙灯(あか)りの花ぼうろ」(実行委主催)が始まった。3月6日まで。17年目の今回は新型コロナウイルス対策として、屋外での謎解きイベントが初めて開かれている。
 イベントは「謎解き! 雲仙地獄からの招待状」。温泉街で配布されている招待状(マップ)を頼りに、雲仙地獄など6カ所で出される謎解き問題に挑戦する。全問正解者には抽選で宿泊券などが当たる。
 期間中は毎日、霧氷をイメージした電飾を午後5時から点灯。毎週土曜午後9時からは約千発の花火を打ち上げる。
 不要不急な外出自粛の影響で、13日夜の花火見物客は例年よりも少なかったが、内田貴志実行委員長(43)は「花火を見て、みんな気分が晴れたと思う。コロナ流行が下火に向かい、宿泊客が増えるのを期待している」と話した。
 問い合わせは雲仙温泉観光協会(電0957.73.2233)。

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