「希少」な初版本 ブリタニカ国際大百科事典 波佐見町図書館で公開中

ブリタニカ国際大百科事典の初版本

 世界中で読まれている「ブリタニカ国際大百科事典」の日本語版初版本が東彼波佐見町図書館で公開されている。同町出身の財界人、今里廣記氏(故人)の蔵書を次女康子さん(東京)が寄贈した。
 日本語版初版は1972年から順次刊行され、町教委によると現在では希少。計24冊を館内で閲覧でき、4月以降は新しくオープンする町歴史文化交流館(仮称)で保管する予定という。
 政治、自然科学、文化、スポーツなど多岐にわたる項目を五十音順に解説。分厚い事典を開いて、「愛」で始まる知識の旅を楽しんでみては。

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