165の国・地域の約8000に上る自治体でつくる「平和首長会議」が募集した「子どもたちによる“平和なまち”絵画コンテスト2020」で、6歳～10歳部門の優秀賞に、長崎県から唯一、諫早市立西諫早小2年の宮田一花さん（8）の作品が選ばれた。
平和教育の充実を図ろうと、6歳以上15歳以下の児童生徒を対象に募集。3回目となる今回は、19カ国99都市から3122点の応募があり、12点が入賞した。
宮田さんは、「へいわ」と題する作品で、眼鏡橋の上で世界中の子どもたちが仲良く手をつないでいる様子を伸び伸びと描いた。橋の横には疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」の姿も。宮田さんは「諫早の皆が元気になればと思って描いた。大きな賞をもらってうれしい」と話した。市による表彰伝達式は2月下旬の予定。
