サポート付きで起業や経営支援 諫早にテレワークオフィス

入居者(左)の相談を受ける税理士と弁護士=諫早市東本町、テレワークオフィス324

 資金や人材、情報などの不安を解消しながら、起業や経営に挑戦してもらおうと、税理士、社会保険労務士、弁護士、中小企業診断士の4士がサポート支援するシステムを導入した、次世代型テレワークオフィスが長崎県諫早市にオープンした。
 コロナ禍でのテレワーク増加を受け、昨年12月、経理支援などのアルティメット(同市、溝越正代表)が同市東本町に開設。飲食店などに利用されていた4階建てビルをリノベーションし、23室を準備。Wi-Fi設備のほか、オゾンによる空気清浄機も各フロアに備える。4士による月1回の無料相談会には、入居者以外でも参加できる。
 溝越代表は「経営のヒントが得られる場として、コロナ禍に生き残るための足掛かりにしてほしい」と話した。敷金なし、1部屋9.2平方メートルの月2万9700円(共益費含まず)から。問い合わせは同社(電0957.46.3900)。

© 株式会社長崎新聞社