春日の御朱印 限定頒布 長崎・梅園天満宮 25日から 版画家・小崎さん手書き 

小崎さんが手書きした春日の特別御朱印=長崎市、梅園天満宮

 ウメの名所として知られる梅園天満宮(長崎市丸山町)は25日から、春日の特別御朱印を限定100枚で参拝者に頒布する。地元版画家の小崎侃(かん)さんが今年の干支(えと)、丑(うし)を手書きした。2月2日夕には節分祭を開催する。
 干支の特別御朱印は、同天満宮総代の山口広助さんが昨年の節分時に続き企画。今年は新型コロナウイルス感染対策として密を避けるため、節分前から受け付ける。1枚3千円。収益は境内で衰えたウメの植え替えなどに充てる。
 はがき2枚相当の大きさの和紙に「奉拝 梅園天満宮 辛丑(かのとうし)歳春日」と墨書きし、裃(かみしも)姿など数種類のウシの絵を添えた。辛丑は十二支と十干(じっかん)を組み合わせた60種類の干支の一つ。
 節分祭は規模を縮小。鬼火焚(た)き、ぜんざいの接待、豆まきがある。

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