99人の洋画、彫刻など一堂に 県選抜作家美術展

本県トップレベルの作品が並ぶ県選抜作家美術展=佐世保市、島瀬美術センター

 長崎県内最高峰の美術展「第16回県選抜作家美術展」(県、県文化団体協議会、県美術協会主催、長崎新聞社など後援)が、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開かれている。24日まで。
 同展運営委員会(江副功委員長)が、県内外の公募展などで実績のある県内在住の作家189人を選抜し県内3会場で開催。佐世保会場では▽洋画32人▽書31人▽工芸13人▽日本画13人▽彫刻10人-の計99人の作品が並ぶ。
 オブジェ作品「闘牛士と牛の友情」を出展した同市の造形作家、大石博さん(72)は「知人から水牛の角をもらい、それを作品に生かした。元旦から3日間でつくり上げたことは、この1年間のモチベーションになる」と話した。
 入場料は一般・大学・高校生400円、70歳以上300円。中学生以下無料。

© 株式会社長崎新聞社