17日、長崎のスナックでクラスター 県内7人、デイサービス利用者も

 長崎県内では17日、長崎市で5人、佐世保市と西彼長与町で各1人の計7人の新型コロナウイルス感染が確認された。重症者はいないという。県内の感染確認は計352人。長崎市では新たにスナックでクラスター(感染者集団)が発生。デイサービス事業所の利用者の感染も判明し、市は他の利用者や職員も検査する。
 クラスターが起きたのは長崎市中心繁華街のスナック。市は17日に公表した40代女性の感染者と、既に公表済みの感染者4人を加えて従業員や客で計5人の感染を確認、クラスターとした。店は11日から休業。市は他の客も把握できており、店名は非公表とした。
 17日公表の市内感染者のうち、70代男性の濃厚接触者だった70代女性は「介護支援センターながさき デイサービス・ステーションやよい」(弥生町、17日から休業)を11、13、14日に利用していた。市は利用者四十数人をはじめ、職員十数人も必要に応じて検査する。
 市秘書課職員の感染に伴い検査中だった秘書広報部の10人は全員陰性だった。
 佐世保市の1人は市内感染者の濃厚接触者、長与町の感染者は70代無職男性で県外感染者の濃厚接触者だった。


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