ご当地グルメ開発へ 長崎県、関係者向け説明会

ご当地グルメ開発について学ぶ参加者=県庁

 「県ご当地グルメ開発コーディネート事業」の説明会が2日、県庁であり、県内観光団体や市町の担当者ら約30人が参加した。
 同事業は県観光連盟主催。新型コロナウイルスの影響で減少した観光客の回復を図る施策として、地元食材を使ったご当地グルメの開発を目指す。
 説明会では、事務局が大手旅行サイトの分析調査を基に「旅行の目的を尋ねると、常に『食』が上位に上がる」などと紹介。本県は「食の満足度」では全国10位台にいることから「今ある素材を磨き上げ、ターゲットを明確にすることで飛躍する可能性を秘めている」と説明した。
 3日は佐世保市でも説明会があった。県は今後、県内で6地区を公募で選び、商品開発などを支援していく。

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