サイトで県産品紹介 「長崎県産品データベース」公開

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 県産品を一堂に紹介するウェブサイト「長崎県産品データベース」の公開が今月始まった。県内事業者と全国バイヤーを手軽につなぐことを目的に県が運営。商談に必要な情報や事業者の思いなども紹介し販路拡大をサポートしている。
 新型コロナウイルスの影響で対面による商談が制限される中、販促活動を支援しようと、10月から登録業者を募集するなど準備を進めてきた。11月末現在、144事業者が379商品を登録している。
 サイトでは商品の特性や販売時期のほか、お薦めレシピといった情報を掲載し、商品に対する事業者のこだわりや思いも紹介。バイヤーだけでなく誰でも閲覧できる。検索機能としては品目別や産地別などで探すことが可能。バイヤーは会員登録すれば、商品単価や発注できる数などより詳細な情報を見ることができる。
 バイヤーと事業者の会員登録は無料。県ブランド推進課は「コストを掛けずにバイヤーへPRができる。多くの事業者に活用してほしい」と呼び掛けている。

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