「緑の募金」や資機材を寄贈 MHIパワー、長崎県などに

綾香部長に資機材のパネルを渡す阪本事業部長(左)=県庁

 MHIパワーエンジニアリング長崎事業部(長崎市)は、県内の緑化推進に役立ててもらうため、緑の募金10万円と森林ボランティア活動用の資機材を県緑化推進協会などに寄贈。27日、県庁で贈呈式があった。
 同社は昨年から、全社員約380人で社内エコ活動に取り組んでいる。マイカップの持参や、小まめな消灯などを実践した社員に社内で使えるポイントを付与し、貯まったポイントの半分を緑の募金に充てた。
 緑の募金は同協会に、資機材は県森林ボランティア支援センターに贈られた。県庁であった贈呈式では、2団体を代表して県農林部の綾香直芳部長が目録などを受け取り、「花の植樹や学校の緑化のほか、ボランティアの安全確保に向けて大切に使わせていただく」と謝辞。同社の阪本正樹事業部長は「森林の保全活動を盛り上げていきたい」と話した。

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