壱岐焼酎を飲み比べ iBankと連携でウェブ販売 700セット限定 「エンニチ」で20日から

エンニチで発売された「壱岐焼酎七蔵飲みくらべセット」(iBankマーケティング提供)

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のiBankマーケティング(福岡市)は、壱岐焼酎のウェブ販売拡大と波佐見焼のブランディングを支援している。壱岐市の7蔵元のセット商品をオンラインで発売し、東彼波佐見町の9商社・窯元の商品画像を制作した。
 壱岐酒造協同組合加盟7メーカーがiBankと連携、県補助金も活用して「壱岐焼酎七蔵飲みくらべセット」を企画した。ブレンド酒を加えた計8本(各900ミリリットル)と乾杯用グラス2個で6800円(一部地域を除き送料込み)。壱岐酒販がiBank運営のオンラインストア「エンニチ」で20日から来年1月末まで、700セット限定で販売中。「麦焼酎発祥の地」としての魅力や各社長お薦めの飲み方も紹介している。
 一方、iBankは「オンライン陶器市」(12月15日まで開催中)の出品会社のうち9社の依頼を受け、プロカメラマンが料理が映えるように食器を高画質で撮影。FFGと旧十八銀行の経営統合記念で導入した本県対象補助金「長崎リブランディングファンド」(来年3月まで)による商品化第2号となった。今後9社はウェブ上で画像を利用する。

長崎リブランディングファンドを活用し撮影された波佐見焼(iBankマーケティング提供)

© 株式会社長崎新聞社