長崎県内の留学生が日本文化を体験するイベントが21日、長崎市の国指定史跡「出島和蘭商館跡」であり、参加者が着物姿で散策などを楽しんだ。
県内の外国人に、日本文化に触れてもらおうと、県国際交流協会が毎年開いている。今年は中国やベトナム、ベラルーシなどから留学している14人が参加した。
参加者は、好みの柄の着物を着て散策。写真を撮りながら、史跡を見て回った。長崎検番の芸妓(げいこ)による踊りを見学したほか、茶道体験もあった。
ミャンマーから長崎大大学院に留学しているツ・ザ・ウィンさん(26)は「着物を着て歴史的な場所を歩いてみると、長崎を感じることができた。完璧な一日だった」と笑顔で話した。
着物姿で出島を散策 留学生「長崎を感じた」
- Published
- 2020/11/21 23:52 (JST)
- Updated
- 2020/11/22 23:55 (JST)
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