票育CREWに学生16人認定 大村市選管など

馬場委員長から認定証を受け取る石丸さん(中央)=大村市役所

 長崎県大村市選挙管理委員会(馬場國利委員長)などは15日、若者の主権者教育に取り組む「票育CREW(クルー)」に、県立大、長崎国際大、長崎大の学生16人を認定した。
 同市選管などが2016年度から実施しており、今回で5期目の認定。票育活動に取り組む学生団体「票育デザインパートナーズぼくいち」(東京)と協力して実施する。
 学生らは来年1月まで同市の市政課題を調査。その解決策を市内の中学や高校で開く票育に関する授業でマニフェストとして掲げ、生徒に模擬選挙を体験してもらう。
 市役所であった認定式で馬場委員長は「生徒に主権者意識を持ってもらえるよう、自覚と主体性を持って取り組んでほしい」と激励。学生を代表し認定証を受け取った県立大公共政策学科1年の石丸奈央さん(19)は「活動する中で私ももっと勉強していきたい。大村をもっと好きになってもらえるような授業ができれば」と意気込みを語った。

© 株式会社長崎新聞社