「市民のつどい」で平和学ぶ 実相伝える写真展示 長崎市

戦時中の写真パネルに見入る来場者=長崎市、長崎原爆資料館前

 国連軍縮週間(24~30日)に合わせ、戦争や平和について考える「市民のつどい」が24日、長崎市平野町の長崎原爆資料館前であった。
 公益財団法人長崎平和推進協会(横瀬昭幸理事長)主催。会場では被爆後の浦上天主堂など被爆の実相を伝える写真を展示し、それらの写真を解説する動画や、市内の被爆遺構を巡る動画を上映した。
 活水女子大2年の小川由姫さん(20)は「展示を見詰めながら、写真には写っていない情景や苦しんだ人々のことを想像した」と感想。横瀬理事長は「核廃絶と世界平和の実現に向け、次世代への継承を続けていきたい」と語った。

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