長崎県松浦市の中心部を流れる志佐川で24日、体長1メートル超えの天然ウナギが捕獲された。
志佐町の吉本務さん(74)と溝上雅博さん(70)が川に仕掛けていたウナギ塚を点検していたところ、石の下に潜んでいるのを見つけた。測ってみると、体長105センチ、重さ約1キロのビッグサイズ。
子どものころからウナギ漁をしているという吉本さんは「昔の志佐川には大きなウナギがたくさんいた。両岸や河床をコンクリートで覆う河川改修が進んでからは見かけなくなっていたが、これほどの大物は久しぶり」。
市内で料理店を営む溝上さんは「店でもウナギを扱うが、これほどのサイズは初めて」とびっくり。白焼きにした後、蒸してかば焼きなどにして知人らにお裾分けした。かば焼きは約10人前分あったという。