おいしい県産茶 入りました! 県茶業振興協議会が時津東小で「入れ方教室」

日本茶インストラクター(左)の指導を受けながらお茶を入れる児童=時津東小

 県内茶産地の市町や生産者らでつくる県茶業振興協議会は24日、西彼時津町浜田郷の町立時津東小(本多ひとみ校長、606人)で「県産茶の入れ方教室」を開き、児童らが急須を手に茶を入れ味わった。
 子どもたちに県産茶のおいしさや魅力を知ってもらい、消費拡大につながれば、と初めて開いた。同日は日本茶インストラクター協会県支部のメンバーを講師に、6年生2クラスが受講。茶の特徴や茶道具の紹介ほか、湯の温度などおいしく入れるポイントに熱心に耳を傾けた。
 実習で、子どもたちは約70度に冷ました湯を急須に入れて茶わんにつぎ分け、一口飲むとおいしさに目を丸くした。後田蒼生さん(11)は「苦味が少なく、うま味があった。お母さんにも教えたい」と話した。
 来年3月末まで希望のあった県内計48小中学校で開催する。

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