長崎県北松小値賀町の県立北松西高(井上潤一郎校長)の生徒らが、町内に自生するシソ科「ハマゴウ」を原料に使ったクッキーを考案した。10月中旬まで、同町笛吹郷の喫茶店兼菓子販売「tantan」で販売している。
ハマゴウを使ったクッキーの開発は2018年、家庭科の授業の一環で着手。今春、特産品を使ったレシピ作りなどに取り組んでいる食品開発部(12人)が引き継いだ。
「はまごうクッキー」は、ハマゴウをフライパンでいって香りを強め、ミキサーでペースト状にして生地に練り込んだ。爽やかな風味が特徴で、1個70円。tantan店長、山本麻由さん(34)が配合や焼き加減を助言した。
開発に携わった同部2年の西茉璃子さん(16)は「小値賀の名前が広がるようにとの願いも込めた」と話した。
「ハマゴウ」原料 クッキー販売中! 北松西高生
- Published
- 2020/09/26 23:35 (JST)
- Updated
- 2020/09/27 10:40 (JST)
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