バイオパーク飼育員が描く 笑顔になる動物画

作品を紹介する土田さん=佐世保市、島瀬美術センター

 長崎バイオパーク(長崎県西海市西彼町)の飼育スタッフ土田円佳さん(26)の初のイラスト展「めっかわ どうぶつ 脳内変換」が、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開かれている。無料。23日まで。
 土田さんは新潟県出身。2015年に入社し、今年4月からカピバラを担当している。自身が担当する動物の紹介イラストを描いたところ、同僚らに好評で、園内の看板を手掛けるほどになったという。
 イラスト展では、新型コロナウイルスの影響で休園していた時に描いた作品20点を展示。土田さんの「脳内」で、マッチョやアマビエなどに「変換」された動物たちの姿を筆ペンと色鉛筆で表現。飼育スタッフだからこそ気づける動物のかわいらしさを、温かみのあるタッチで描いている。
 土田さんは「足を運んでくださる方に感謝しかない」と笑顔で話した。20日午後1時からは同園の伊藤雅男副園長とのトークショーがある。無料。

© 株式会社長崎新聞社