GOL★HAF 新曲で子どもイルカ「アイル」応援

アイルを応援する新曲の振り付けを披露するGOL★HAFのメンバー=佐世保市干尽町

 長崎県佐世保市のダンス教室兼芸能事務所「スターライトプロダクション」に所属するダンスボーカルユニット「GOL★HAF」(ゴルハフ)が、新曲「恋するドルフィンジャンプ」をリリースする。同市の九十九島水族館(海きらら)で生まれた子どものハンドウイルカ「アイル」の応援曲で、「一緒に成長したい」と思いを寄せている。
 ゴルハフは2017年に結成。19年2月からは2期生の女子小中学生6人で活動し、歌やダンスで地域イベントを盛り上げている。今年2月に海きららを訪れ、アイルがジャンプなどの練習に励む様子に感激し、応援曲の制作を決めた。
 新曲は軽快なラブソング。アイルを、夢に向かって頑張る男の子に見立て、恋心を抱く女の子の気持ちを表現。7月下旬にレコーディングを終え、振り付けの仕上げに入っている。
 メンバーは今月27日に2歳となるアイルの誕生日に合わせ、海きららのスタッフらに新曲の完成を報告する予定。会員制交流サイト(SNS)などでCDを1枚550円で販売するほか、ミュージックビデオを動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開する。
 新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次ぎ、ゴルハフとしてステージに立てない日が続く。リーダーの松本李李夏さん(14)は「新曲はコロナに負けない私たちのチャレンジでもある。みなさんに元気を届けたい」と意気込んでいる。

ボール遊びをするイルカのアイル=佐世保市、九十九島水族館

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