先議案件として補正予算案審議 定例大村市議会開会

 定例大村市議会は2日、開会した。会期を17日までの16日間と決め、新型コロナウイルスや7月の大雨被害の対策を盛り込んだ1億2900万円の一般会計補正予算案を先議案件として審議。3日の本会議で採決する。
 先議案件には、緊急経済対策として発行したプレミアム商品券の追加販売や、大雨で被害を受けた被災者への見舞金支給事業が含まれる。
 3日の本会議では、農業者への支援や道路、河川の復旧事業などを盛り込んだ29億7400万円の一般会計補正予算案(先議案件とは別)をはじめ、計34議案が上程される。
 一般質問は4日から。新型コロナ対策のため、質問時間を1人30分に短縮して実施。計17人が登壇し、陸上自衛隊水陸機動団や長崎大情報データ科学部の誘致、新型コロナや災害対策などについてただす。

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