「気分は夏祭り」 浴衣姿で佐世保の街中ぶらり

浴衣の着付けをしてもらって目を細める参加者=佐世保市下京町

 佐世保市下京町のくっけん広場で15日、浴衣姿で街中を歩いて楽しむ「浴衣スタイリングワークショップ」が開かれた。16日まで。
 県内の地域情報を会員制交流サイト(SNS)で発信している同市の市民団体SPICE主催。新型コロナウイルスの影響で花火大会などが中止になった代わりに、浴衣を着る機会をつくろうと初めて企画した。
 参加者は約30着の中から好きな柄を選んでレンタルでき、浴衣で街中を歩ける。和服好きの同団体の担当者が着付けるほか、浴衣に合わせて細いベルトや麦わら帽子などの小物を使った着こなしも提案する。
 黄色の浴衣を着付けてもらい、市中心部のアーケードを歩いた市立港小4年の坂本凛さん(9)は「気分が上がる。夏祭り気分を楽しめた」とうれしそうに話した。
 ワークショップは午前11時~午後4時で予約優先。着付けや着物レンタル、簡単なヘアアレンジ込みのコース(1500円)などがある。浴衣は午後5時までに返却が必要。問い合わせはSPICE(電050.6870.4420)。

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